If, I, when, cry./『ひぐらしのなく頃に』
アニメ『ひぐらし』を観た。なんかYouTubeとかで一挙配信されてたから。一挙に観た。
途中で思った。このまま一挙に観ないと。最後まで観ないと。安心できない。心が不安定になりすぎる。ほんとに途中は毎日ずっと夢見が悪かった。ほんとに。
ホラーに弱いのはたしかなんだけど、そこに加えて人間の悪意とか狂気が描かれすぎている。私がアレだったら?コレが己だったら?の想像がとめどない、ゆえの悪夢。深淵を覗くとはこういうことか。
やっと落ち着いた。観れてよかったと言おう。
かつて中途半端に途中まで観てやめたまま、久しかった。諦めはありつつ、ネットで話題にあがるたびにわだかまりは増える。そんな日々に決着を。
『無印』『解』『礼』『煌』『業』『卒』。
ネットの評価も改めて。見る価値なしと断ずる意見はさておく。アニメ観るより原作プレイすべしの意見は…気になる。そして興味深いのは『業』『卒』の謎評価。これはひぐらしではない…ほんとうに?
なにがひぐらしなのかもわからぬまま、最初から観る。観る。悪夢の日々。
そして悪夢の、終わり。
あーこういうことだったのねー。うすぼんやりとわかってたけど、それでも、全部観たと言える私は、強い。無論ネット上のツワモノレベルではなく己の日常レベルとしてだが。…誰か褒めてほんとに。正直ほんとにつらかってん。
『業』『卒』が巻き起こしたのが何であったかも、よくわかった。そりゃもめるわ。
全部観たから言う。ごく個人的な感想。
ホラーはこわいけど。
難解なサスペンスとかミステリーは、自分バカなのが身に沁みて、余計につらい。
物語に提示されている謎と、状況証拠や人物描写から導き出される答え。これは例え話。例え話をされてるのだ。現実に、人生に存在する問題を解く力がお前にあるのかと、それみたことかお前には無理なんだよと、物語が語る。無力。だから、つらい。
だから正直、SF展開に、青春群像劇に、真っ直ぐなヒーローの物語に、救われた気もする。相変わらず私は偏っている。
一挙配信のキャンペーンが敢行されているのは「新作」が予定されてるかららしい。ていうか20周年だって。タイミングか。20年かけて追いついたのか。新作を斜に構えることなく楽しみにできる、ありがてえ。
一応「うみねこ」とかも気になるわけだが…まあまたタイミングが来るんだろう。人生のどこかで、いつかなにかのなく頃に。
あとなぜかどうにも「がんばりものがたり」って単語が頭から離れない。なんなんだ。使いたい。