STARMAN, do you still waiting in the sky?

A happy new year.

一年の計は元旦にあり。

ブログはじめました。

David Bowie " Starman “。

学生の頃に、音源探してて、宇宙テーマのコンピレーションかなんかでこの曲を聴いた。

そのときは「ふーん」てな感じで。

10年以上経ってから、バイト先の店長がデヴィッド・ボウイ大好きだってんで店で流れてて、ずいぶん久しぶりにちゃんと聴いた。

それからしばらくして、デヴィッド・ボウイは亡くなった。

亡くなる前後になっていろんな話を聞いたり調べたりした。やっぱ偉大な人だなーと。好きだなーと。

そういうのはいつでも、気付くのが遅くて嫌になる。亡くなってから気付くのか、亡くなったから気付けたのか。私は未熟だ。

「スターマン」という名を持つ者について考えたりした。映画も、戯曲も、ファミコンの「MOTHER」の敵キャラも、YUKIさんの曲も。どれも少しだけ、自分にとって特別なものに思えた。

なにしろあのとき、10数年振りにstarmanを聴いて、歌詞を噛み砕いたときに、思ったのだ。

あ、スターマン、あのときからずっと空で待っててくれたんだって。今でも待ってくれてるんだって。

何かこう、例えようの難しい、この先に訪れる全く新しい何か、私に絶対に必要な何かがあって、でもそれに出会うには私はまだまだ未熟なのだろう。本物のロックが何かなんて、今の私に分かりはしない。

だからスターマンは、今日も空でそのときを待ってくれている。未熟な私を驚かせないように、傷つけないように。

今も私の頭の中でスターマンは、デヴィッド・ボウイの、ジギー・スターダストの顔をした彼は空に揺蕩っていて。この曲を聴くとき、当たり前なのだけど歌詞なんだからそりゃ当たり前なんだけど、waiting in the sky, 今も空で待ってくれているのだ。そのときを。あのニヒルな優しい笑顔で。