ソレハ祈リノ姿ニ似テイタ/『GQuuuuuuX』
ジークアクスを見始めた。
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』。タイトルからして、なんだろう?uが6個。wが3個かも…ひっくり返すとnが6個…Xnnnnnn…。ロゴで見るとuから後ろは上半分が切れてるしuもなんだか変な感じ…わからぬ。
庵野さんも関わってることだしそういうとこ油断できないんじゃないかと、無意味に疑り深くなる。
私はファーストガンダムを観ている。おぼろげな記憶は彼方にあったもののなんとなくそれではイカンとなり、数年前にTV版全話を観たのだ。大体ハナシは頭に入ってる。まあ世のガンダム好きさん達には比ぶるべくもない、大体だ。
この半端な知識が生きることもない、ただ新しいアニメとして楽しめたらよいなというスタンスで、見始めた。
面白い。個人的に心地よいのは『キルラキル』を思い出す絵の勢いだ。…トリガーは直接の関係はない…ガイナックス…的なるもの、か。私のアンテナ、雑。
ストーリーは、ただ楽しむ。もともと設定とか戦術とか陰謀とか苦手。大抵そういうのは考えてもわからなくて結局自分の頭悪さがイヤになるだけだ。できる範囲で、平易な気持ちで。
ただそういうのとは別なところで。
名前が気になる。
これは…設定というか、テーマ的なものを映すだろうか。
アマテ。ネノクニ。
リーチだ。日本神話じゃなかろうか。
スレンダ。デニム。ジーン。
微妙だ。ジーンズ…アメリカ?西洋文明?
考え始めた。たぶん考え過ぎてる。そう、
「ゼクノヴァ」…ぜくのば。
「是空の場」だったらいいなって思った。質量を持った物質が消失する…是空の場。仏教的な観点で…と。
どうせここまで来たから、書いとこう。
仏教…インド。
…ララァ。
なんやかんや細かいことはすっとばして思う。
これは、
彼女を救うための物語なのではないかと。
パラレルワールドの宇宙世紀をやる意義は、そこにこそあるんじゃないかと。
そう…思いたいだけか。どうせやるなら私が欲するのはそれ、ってだけか。
私は、彼女には救われてほしかった。宇宙世紀の物語を観ているうちに、その気持ちを思い出したのだ。
個人的な感傷。…でもさ、ファースト観た人間なら、そう思わなかったやつなんていないんじゃないか?
そうだったらいいな、と。
変なところで期待値は上がり…そんな妄想はどこ吹く風、現在3話。
ストーリーはテンポよくキャラクターは魅力的、メカはカッコイイ。ジークアクスの足のパーツがお気に入りだ。楽しんでいこう!