シルカヨルシカ/『晴る』
世の中には2種類の人間がいる。ヨルシカを聴いたことある人と、ない人だ。
ヨルシカさんの歌が『葬送のフリーレン』2期の歌らしい。
今まででいちばんメジャーな仕事なんじゃないか。追っかけてる身としては、うれしい。
いやうれしいか?私ほんとにうれしいか?そんな気持ちで1日のはじまり。
マイナーなものを見つけて自分だけのものだって勘違いして、メジャーになってみんなのものになったら悔しい気持ち。そんなくだらないあるあるか。あるあるな私くやしいなあ。
ちょっとちがうはずだ、ヨルシカにおいてマイナーかメジャーかはあまり重要ではない、はずだ。刺さるか刺さらないか。私は刺さって刺さりっぱなし。ひっかかってからまってとれないんだよ。
だから結局気がかりなのは、私にとって大切な人たちにとってどうなのかということなんだろうな。結局は自分のことばかり。
ひとりで生きたいと口では言っても全然できないし本心かもわからないそんな私のまわりには結局私の大事な人たちがいて、その人たちは、このアニメのこの歌を聞いてどう感じるのだろう。
「YOASOBIとずとまよと区別がつかなーい(笑)」なんて言われるのにも慣れてしまったが、「1期のYOASOBIに比べたら全然じゃん(笑)」なんて言われたらさすがに顔真っ赤になるかもな。
そもそも私もまだちゃんと聴いてない。音楽センスなんて皆無だし、ヨルシカの歌すべてを全方向で称賛できるわけでもない。
今度の歌は、今度のヨルシカは、刺さらないかもしれない。
…年末のフェスに行けないので私は今とても弱気になっている。とてもつらい。
でもきっと、ヨルシカを聴いた人と話をできるのは楽しい。プラスにせよマイナスにせよ。名を知られるということは存在に大きな影響を及ぼす。個性も言葉もメロディもその大きな流れの中にある。流れは少しだけ、変わるのかもしれない。1月5日はテレビの前に正座。