アゲクの果てのセメテモノ。

ヴァイオレット・エヴァーガーデンの映画が。

配信開始されている。

とうとうか。映画館で観る観る言いながら果たされなかった約束。

嬉しいけどありがたいけど、悲しい。ひとつひとつの小さな自己実現は成せず、自分のタイミングとは違う時間切れがやってきて、実現したかった自己がなんだったのかも忘れていく。

私は映画館で観たかったんだ。それは忘れまい。私の無力と怠惰が妨げたのだ。変わりになるものなどない。忘れまい。

だいたい映画館で観ないものを映画とか劇場版って呼ぶしかないのなんなんだ。映画観たよいや映画館じゃなくて家でネトフリで劇場版、てなんなんだ(やつあたり)。ホームシアターってなんなんだ(羨望)。

英語だとmovieとかfilmとかtheaterとか、日本語と違う線引きがあるような気もするな。気にしとこう。

そんなわけで後悔と期待と感謝であっちこっちな気持ち引きずりつつも、観ない選択肢などない。ヴァイオレット・エヴァーガーデン劇場版。致し方あるまい、家で正装して正座して観よう。せめてもの、せめてもの。

無論、滅茶苦茶楽しみでは、あるのだ。