霧の200マイル/おいせさんとあこねさん
今年もお伊勢さんに来れた。良い年となる。
お伊勢さん3度目だが、外宮から内宮まで歩こうと思ったら、いきなり知らない神社があることに気づいた。
茜神社。
茜と書いて「あこね」。地元では「あこねさん」と呼ばれて親しまれている…らしい。名前よいな。
アメノムラクモノミコト。ひるこさん、天神さん、お稲荷さん。メンツもよすぎる(不遜)。
外宮の一部である「勾玉池」の、勾玉型のちょうどへこんだところに、ちょこんとある。
連なる鳥居をくぐり、お参りして、さらに奥に続く鳥居を抜けて、池のほとりに出ると、対岸に外宮の風景が見えた。あ、ここなのか。ここだったのか。
なんだろう、いい。こんないいところあったのか。
あこねさん。また来ます。
伊勢はいつも新しいものをくれる。
もちろん変わらず、外宮さんも内宮さんも素敵だった。猿田彦さんにもご挨拶できたし。
また来れますように。一揖。