よどみにうかぶうたかたは。/徒然チルドレン
友人のオススメ漫画の中に「徒然チルドレン」が入っていて。わー全巻持ってるわーあれ好きーってなった。
この深度で人と趣味が合うことは珍しく、ちょっとテンション上がった。
どのカップリングが好きかだのと、いっぱしのオタクみたいな話をしてみたり。一人で潜るのが好きな私だが、語り合える人がいるのはそれはそれで嬉しく楽しい。
そして「徒然チルドレン」は、そういう雑な楽しみ方が似合う作品なんだよなーと思う。
すでに星の数ほど作られてきた、青春群像劇。星の数ほどのあるあるが、それでもなお胸を打つのだ。ひとつひとつはほんとどうでもいい話なのに、行方が気になって眠れないのだ。このバランス感覚が癖になる。タイトルからして適当なのに。
連載時から適当に大好きだったが、最近になって思い出して全巻揃えてしまった。本棚に並んでるの見てニヤニヤしてしまう。いつでもどこからでも読めるのだ!徒然ユビキタス。
コミック1巻1巻の装丁がまたいい。最終巻の表紙を見るだけで涙ぐんでしまう。紙しか勝たん。
言いたいことは山ほどあるが。私は戸田と砂川が好き。クール。