「夢なら…愛なら…」/なら☆こい

奈良を舞台にした乙女ゲーム 「なら☆こい」

「“ごく普通の女子高生・小野妹子”が聖徳太子とかと恋愛を繰り広げる乙女ゲームが開発中」

だめだ助けて。なにこれ面白すぎる。

そう、あの、歴史を学び始めたばかりの少年少女にもれなく襲いかかる小さな混乱。「小野妹子…って、男なんかーい!!」。ついでに追い打ちで「いもこ」って名前がさりげなくくすぐってくる、あの感じ。

我らはこのツッコミをおそらく50年以上も、ことによるともっと昔からやってるのかもしれない。ちょいちょいネタにされてることではあるのだが、これはその最新版であり、もしかしたらファイナルアンサーかもしれない。

恋愛シミュレーション…「ごく普通の女子高生・小野妹子」!!

爆誕である。知ってる単語しか並んでないのにこんなに面白いことあるのか。

単に言葉遊びのレベルではないのだろう、作ってる方はアマチュアなのかプロなのかわからないがたぶん「ちゃんと学んでいる人」で、きっちりと奈良を舞台に歴史を背景にして組み上げてる感じがして、奈良愛もビシビシ感じる。いいなあ。

これは「学び」にも繋がるのだろうか?歴史も刀剣も世界地理も化学も、あらゆるものがこんなに楽しんで知識として吸収できる文化はないんじゃないかと思う。いっぺん真面目に勉強させられまくった経験があるからそう感じられるだけで、初手からこういうのぶつけられても困っちゃうのだろうかとも思うが。

きっかけがたくさんあるのはよいことで、きっかけなんておかしなものの方が面白い。

「学園長・エミシの息子である生徒会長の蘇我入鹿」

もうイメージ湧きすぎておなかいたい。